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出張所からのたより

2021年 10月

御岳災害関連緊急治山工事

多摩川林務出張所

令和元年10月に襲来した台風19号により、御岳一丁目地内の山腹が大きく崩壊しました。当時の崩壊箇所の下部には依然として不安定土砂が堆積しており、民家や都道へのさらなる被害が予想されるたため、令和2年3月より山腹基礎工(山腹斜面の勾配を緩くすることで土砂の移動を防ぐための構造物)及び山腹緑化工(斜面を緑化することで表面浸食を防ぐための構造物)を施工し、令和3年4月に竣工しました。これにより、崩壊箇所の拡大や土砂流出を防ぐことができます。

7月①(多摩川) 写真1:施工前

7月(多摩川2) 写真2:施工後

林道の維持管理(草刈り作業)

秋川林務出張所

例年夏の時期を中心に、刈払い機を使って林道の草刈りを行っています。
作業時はけがを防ぐために、ヘルメット、イヤーマフ、フェイスシールドなどの保護具を身に着けています。また、刈払い中に小石や小枝が飛び散る恐れがあるため、注意喚起のための標識を立てるとともに、歩行者や車両が通行する際には呼子(笛)で合図をするなど、周りの状況をよく確認しながら安全に配慮して作業しています。

7月(秋川1)作業中の保護具

7月(秋川2)
標識による注意喚起

佐戸林地荒廃復旧工事の復旧状況

浅川林務出張所

場所:八王子市上恩方町地内

令和元年10月12日に襲来した台風19号により八王子市上恩方町地内の森林で土砂崩れが発生しました。
土砂と流木が下部の畑に流出したため、浅川林務出張所では、土砂の流出を防止し、森林の植生を早期回復するために工事を実施しました。
写真は土砂崩れが発生した斜面で、菅いのり枠工(=表面浸食を防止し、斜面の緑化を促すための構造物)を設置した箇所です。施工から半年後には全面的な緑化が確認されました。
治山事業ではこのような施設の設置などによって、森林の復旧・整備を行っています。

7月(浅川1)
被災直後

7月(浅川2)
施工から半年経過後