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シイタケができるまで
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原木栽培の手順
コナラなどの木を10月から12月にかけて伐採し、乾燥させます。
1月から3月頃に菌を植えつけ、6月頃に、伏せ込みします。
収穫は秋頃になります。
伐採・玉切り
適した樹種はコナラやクヌギです。
伐採後は30~60日間、葉をつけたまま乾燥させて、長さ90~120cmに玉切ります。
※玉切りにした原木を購入することもあります。
植菌
植菌の適期は3月です。
※種駒菌やオガ粉菌がありますが、一般的には種駒菌が扱いやすいです。
穴あけは、電気ドリルをつかいます。
植菌する深さは2.5cm~3.5cmが目安で、千鳥に配列します。
仮伏せ
仮伏せは、春先の低温や乾燥を防ぎ、菌種を原木に活着させる作業です。
期間は植菌後約1ヶ月程度です。
伏せ込み
伏せ込みは、菌糸がほだ木内によく蔓延するように行う作業です。
場所は通風や排水がよく、日光がちらちら差し込む広葉樹林が適当です。
ほだ起こしと収穫
植菌後約1年でシイタケが発生するので、収穫しやすいように高さ70cmぐらいの横木に立てかけてやります。
適切な栽培手順で管理された結果収穫のよろこびを味わうことができます。
動画:4分11秒(音声あり)
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