東京の木多摩産材
多摩産材を使って森を育てよう
多摩産材を使うことは、東京の森林の適切な手入れにつながります。
暮らしのなかで使われる木材は、私たちに健康面や情緒面に良い影響を与えてくれます。
森林を健全な状態に維持するには、間伐などの適切な手入れが必要です。森林を育て、育った木を使って木材として利用し、得た収益を次の森林を育てる費用にあてる循環を保つことが大切です。
東京の木を使えばその収益が森林に還り、森林を育てることにつながるのです。
また、木材は大気中の二酸化炭素を取り込んだものなどで石油や石炭の代わりに使うことで、温暖化防止に貢献します。
森林事務所では、公共事業や公共施設をはじめ住宅などへの、多摩産材の利用推進に取り組んでいます。
「多摩産材」・「認証材」とは
東京都内の多摩地域で生育し、生産された木材を一般的に「多摩産材」と呼びます。
そのうち、多摩地域の適正に管理された森林から生産されたことが「多摩産材認証協議会」によって産地証明されたものが「認証材」となります。
「認証材」は、森林所有者から製材業者までの流通過程が登録した事業者によって行われるため、多摩産材の産地が確実に証明されます。
多摩産材認証協議会とは
森林所有者、素材生産業者、原木市場、製材業者、学識経験者、消費者団体、林業関連団体で組織しており、多摩産材の認証及び安定供給を目的として会を運営しています。
事務局は、一般社団法人東京都森林協会(電話 042-597-2881)です。
多摩産材を購入するには
多摩産材認証協議会に登録している製材業者から購入できます。
登録されている事業者等は、多摩産材情報センター公式サイトをご覧ください。
なお、購入時には「認証材」と指定してください。指定がない場合は証明書がつかない場合があります。
多摩産材を使った公共事業
◎東京の木・多摩産材の利用拡大
東京都では、多摩産材の公共・民間の利用を促進しています。
(参照)多摩産材情報センター -多摩産材使用事例-
http://tamasanzai.tokyo/consultation/
多摩産材の普及PR活動
東京都では、多摩産材の普及PR活動を支援しています。
◎普及啓発活動
様々なイベントで多摩産材のPR活動を行っています。
羽村市環境フェスティバル(羽村市内 令和元年6月)
スポーツ博覧会2018(駒沢オリンピック公園 平成30年10月)
2018東京マラソン祭り(都立芝公園 平成30年2月)
みどりとふれあうフェスティバル(日比谷公園 令和元年5月)