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出張所からのたより
2019年7月
多摩川林務出張所では、所管区域である市町村と連携し、山地災害の起こりやすい梅雨の時期に、山地災害防止に対する理解と関心を深めていただくことを目的とした「山地災害防止キャンペーン」を実施しましたのでご紹介します。
山地災害の未然防止や少しでも被害を軽減させるために、市町村・自治体と連携して様々な活動に取り組んでいます。
【入間白岩林道改良工事】
入間白岩林道は、昭和46年に着工し平成8年に桧原村の倉掛地区と数馬地区とが繋がりました。
総延長は6,493mあり森林作業を行うのに大いに役立っています。
しかし、豪雨により洗掘され通行が困難となってしまいました。通行改善を図るために秋川林務出張所では、平成30年9月から改良(舗装等)工事を実施し、平成31年3月に完了しました。
【木製治山構造物(木製沈床工)の補修】
場所:東京都八王子市 上川町 地内
説明:
平成29年度に治山事業で施工した「木製沈床工」を補修しましたのでご紹介します。
木製沈床工の目的は、両岸の護岸工の基礎の洗掘防止とともに、水路内の環境保全を目的に施工されてます。
今回の補修作業は、降雨後の激しい流水によって木製沈床工内の礫等が流れ出ないよう前面に板を取付け、木製沈床工の機能向上と安定した水路を長期にわたって維持できるよう補修しました。
木製治山構造物(木製沈床工)の補修作業